看護の石橋です。
今年の十五夜は9月⒖日、昨日でしたね。中秋の名月を愛でる日ですが、あいにくの曇り空でお月さまは見えませんでした。昔話ではお月見団子とすすきがセットで縁側にお供えされている図が浮かびますね。今では縁側のあるお宅も少ないでしょうが昔は各家で、きな粉や砂糖をまぶしたお月見団子をお供えしたそうです。そこで面白い話があります。子供達が竹の小枝の先に釘を結わえ付けよその家の縁側に並ぶお月見団子や果物をドキドキしながら見つからないように突き刺して食べるという風習があったそうです。盗まれた家も笑いながら団子を足したりして・・・子供のいたずらを許して楽しむなんて日本の文化もまんざらではないですね。子供のいたずらを許してお菓子をあげる日ということではハロゥィーンにも似ていますね。昔の人は月の光をあびて無心に遊ぶ子供の姿に精霊の化身を見たのでしょうか?お月見団子は精霊へのお供え物だったのでしょうね。来年の十五夜はきれいなお月さまが見られます様祈ります。