スタッフブログ 予防接種⑦「日本脳炎」

こんにちは。受付木村です。

7月もあと1週間。

各地で梅雨明けしていますが、関東地方もそろそろでしょうか。

ご迷惑をおかけしておりました、過去のブログ記事について、現在すべての記事がご覧いただけるよう整いました。(トップページおしらせの右側「お知らせ一覧」からご覧いただけます)。

さて、予防接種のお話も最終回となりました。

今回は日本脳炎です。

日本脳炎は人から人へ直接感染するのではなく、蚊を媒介して感染します。1~2週間前後の潜伏期間後、高熱、嘔吐、けいれん、意識障害などの症状を示す急性脳炎になることがあり、後遺症が残る人が45~70%にもなる重病です。しかし症状が出る人は蚊に刺された人の100~1000人に1人程度で、夏風邪に似た症状などで終わる人もおり、予防接種の効果により、かかる人も少なくなりました。

日本脳炎ワクチンは、平成17年~21年度に積極的勧奨を差し控えていたため、20歳未満の方で接種を受ける機会を逃してている方が多くいらっしゃいます。母子健康手帳をご確認いただき、接種してない方はぜひ受けるようにしましょう。詳しくはお住いの市区町村へご相談ください。また当院でもご相談承りますので受付スタッフ、またはお電話にてお問合せください。世田谷区にお住いの方はこちら

7回に渡り「予防接種」についてお話しさせていただきました。

世界ではまだ有効なワクチンが開発されていない病気がたくさんあります。そんな中、せっかくワクチンがあるのに、接種できる機会があるのに、接種しないのはもったいないですよね。接種によって病気を防げる、かかったとしても重症にならずにすむ、お子様の大切な健康と命を守るためにもワクチンで予防できる病気は予防しましょう。

KNOW-VPD!VPDを知って、子どもを守ろう

ブログでの予防接種のお話はこれで一旦終了しますが、お電話、メール、受付でのご相談はいつでも承っておりますので、お気軽にご相談ください。

「あ~づ~ぅぅぅ~」といいながらビールを飲む日を妄想しながら梅雨明けを待ちたいと思います。

ではまた。

 

 

 

 

月別アーカイブ