こんにちは。永井貴子です。
前回、健診についてお話をしましたが、検診と間違われるかたも多いいのではと思い違いについてお話をさせてください。
健診とは健康診断のことを意味します。健康であるか否かを確かめるもです。人間ドックも含まれます。病気の危険因子があるかどうかをみて、特定の病気を発見していくものではありません。健診の結果、問題がなければいいことですが、運悪く病気の危険因子が見つかった場合には、今までの生活習慣を見直し健康管理に努めなければいけません。健康診断は法律で実施が義務付けされているものと、任意のものがあります。法律で義務付けされているものとして、40～74歳公的医療保険加入者を対象とする特定健診をはじめ、学校健診、職場健診などがあります。任意で行う健康診断として人間ドックがあります。
検診とは、特定の病気を早期に発見し、早期に治療することを目的としたものです。乳がん検診や子宮がん検診は代表的なものですね。その他、胃がん検診、大腸がん検診、肺がん検診などもあります。特定健診と併用して大腸がん検診と肺がん検診は受けていただくことをお勧めいたします。
予防医学とすると、健診は第一予防、検診は第二予防とされます。当医院は予防医学を推奨しています.
院長先生の愛犬のりんごちゃんも5月の終わりに乳がんの疑いで手術をしました。結果は良性のもので安心しました。よくこのポーズで寝ているので最後にりんごちゃんで癒されていただければ幸いです。
